星の王子様
星の王子様 サン・テグジュペリ 河野万里子・訳 新潮文庫
図書館も閉館だし、仕方がないから息子の本棚をあさって、これを見つけました。
確か、ず~っと昔(たぶん10代?)に読んで、でもなんだかよくわからなくて、あんまり良さがわからなかった一冊。
以来、手にとることはなかったのですが、
だいぶ大人になった(はず)今、読んでみると…
あ~、わかりました。
王子様、大好きだった(はず)のバラの花さんと、最近上手くいかなくなってきちゃったんですね…?
…うん。
そうですか…
…だって彼女、わがままなんだもん。
…まぁ…
なんだか、疲れちゃったよ…
…
どうしたらいいんだろう…
↑こんな時に、読んでみたらいいと思います。
でもやっぱり、彼女は他のバラとは違う、自分にとって大切なバラなのだと気づくのは、
いくつもの星を旅した後のこと。
そう、だから、本を読むだけでなく、時間をかけて体験しないといけない、
そういうことだと理解しました。
たまたま手に取ったので読んだのですが、
これ、昨日Eテレ(100分de名著)で再放送になっていたんですね。偶然すぎてびっくり。放送見られませんでしたが。
この前読んだ「ピノッキオの冒険」の、破天荒な悪童、泣いたり笑ったり大げさなほど感情表現する、原色イタリアンな主人公と、
繊細で洗練された雰囲気のセピア色フレンチ王子様(絵を見ても、あんまり表情がないでしょ)が、とっても対照的で面白かった。
昨夜、曇ってて「こと座流星群」見られませんでしたねー。今夜、晴れるといいですね。
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